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私の日常をご覧にいれましょう


by happaya-d

今さら鎌倉旅行記

沖縄旅行に続き、三毛子さん(本名じゃないけど)と鎌倉へ行きました。
1泊2日の小旅行。だけど良かったですよー。
1日目は円覚寺と建長寺と極楽寺へ行きました。

鎌倉は北鎌倉が良い!とオススメされていたのでまずはその北鎌倉へ。
確かにいい所ですね。
特にどこへ行ってもお花がきれいでした。
桜・椿・ミツマタ・水仙・すみれ…。

えっと。円覚寺でしたね。
円覚寺は…1282年(弘安5年)、鎌倉時代の後半北条時宗が中国より無学祖元禅師を招いて創建したものです。
ここは三門がきれいでした。
というよりどの建物もキレイで立派だったのですが、
それよりも座禅堂という座禅をするだけの建物があってそれがおもしろかった。
だって、座禅ですよ。寝るだけの部屋とはわけが違うんですよ。

そしてかわいい花があると三毛子さんより
「撮っておいて」の催促。
今回の旅行も前回の沖縄同様、三毛子さんが企画してくれたので、
彼女は企画係で私は記録係です。

この間、
「印刷直前のデータがやばい」
という恐ろしい事実が発覚し、連絡がありました。
やってしまったー!と落ち込む一方で…食べるものは食べる。
境内にあった甘味屋さんで田楽餅を頂きました。
見晴らしも良くて最高!(仕事の失敗どこ行った)
この時、お茶がつきましたが、クールに甘酒を飲んだ三毛子さんにもお茶がついたのでなんとなく不思議。
だって豚汁にお吸い物とか、ラーメンにお味噌汁とかと似ている気がする。

この甘味屋さんで、またも仕事の電話が2本。
逃れられない。
1本は普通に仕事の依頼でしたが、1本は送ったはずのデータが届いていない!という衝撃的な連絡。
仕方がないので自宅の母に頼んで再送してもらいます。
これは今までも何度かやってもらったことがあるのですが大変なんですよ…。
最近私はパソコンを旅行先に持って行かないようにしています。
そして時々こうして困る。

お次は建長寺。
鎌倉五山第一位の臨済宗建長寺派の大本山。
1253年(建長5年)北条時頼が蘭渓道隆を開山として創建した、
日本最初の禅の専門道場。
あ、建長に建てられたから、建長寺?
ここもしっとりしてて良かったですよ。
特に方丈が立派だったのに、その庭園の松の下で鴨がのんびり休んでいたのが印象的。

お昼は三色蕎麦を食べました。
けし切りとお茶と…ゴマ?(うろ覚え)
まあ、とにかくお蕎麦屋さんが多かったです。

そして、うちの父オススメの江ノ電に乗りました。
「江ノ電はね、人の家の庭を走っているみたいなんだ!いいぞ!」
父が熱く語る時、実はどーでもいいと思っている時。

そのオススメの江ノ電に乗って極楽寺へ。
三毛子さんが極楽寺駅の「ごくらくじ」とひらがなで書いてある看板に心ひかれていたようでした。
よくわからないけど、「犬好きと猫好きの感覚の差かな」なんて思ったり。
極楽寺は…極楽というだけあって、なかなかたどり着けませんでした。
しばらく歩いて、ようやく見つけてみれば最初に降り立った駅のスグ近く。
うーん。
遠いようで実は近いとは、やはり極楽。深いわ。
実際に見てみるとお寺そのものは特に「いや〜ゴクラクゴクラク」というような感じではなく、こじんまりとしていていい雰囲気でした。
お庭のさるすべりがなかなか良かった。
そういえば撮影禁止でした。
そう禁止されると「別に撮りたくないからいいもん」と言いたくなりますが、
やっぱり写真よりも肉眼で見る方がキレイですね。
そういう問題でもないけど。別にいいけど。

お寺周りはこの辺にして、もう一つのお楽しみはお買い物です。

鎌倉はかわいいお店が多いですね。
和小物を見始めたら切りがありません。
今回ほど、私が自分のものばかり買いたおした旅行はなかったです。
一軒一軒見て回るのは楽しかったなあ。
鶴岡八幡宮の近くの小町通りはにぎわっていて、
「ああ、これは夫婦で来ると奥さんがお店めぐりに夢中になって、ダンナさんが途中で飽きてマクドナルドだなー。」
と思いました。

夜は洋食屋さんだと思って入ったハワイ料理の店でユッケ丼を頼んでみたらカキフライが付いてきて危機一髪で三毛子さんに食べてもらうという愉快な一幕がありました。めでたしめでたし。

夜はホテルで三毛子さんとよくしゃべりました。
でも、何の話をしていたかはあまり覚えていないものです。
きっとどうすれば世界に平和が訪れ、人々が手を取り合い、動物達が歌い躍り野や山に緑が溢れるかを話していたのでしょうが、やっぱり覚えていません。
翌日はお買い物に片寄らせた観光です。
昨日、目をつけていたお店をまわりました。
一軒一軒にかける時間が長かったのを考えると、
旅行って贅沢な遊びだなーと実感できます。
私はこういう時間のために普段働いているんだなー。

そして、鎌倉へ来たらやっぱりここだよってことで鶴岡八幡宮へ行きました。
ここは1063年(康平6年)源頼義が奥州を平定して鎌倉に帰り、源氏の氏神として出陣に際してご加護を祈願した京都の石清水八幡宮を由比ヶ浜辺にお祀りしたのが始まりです。
系図をぼーっと見ましたが…。
源頼義さんって、名前は聞くもののあんまりピンと来ないなあ。
頼朝のお父さんのお父さんのお父さんのお父さんのお父さんか。
ふーん。そうなんだー…。
やっぱり名前が似てるねー…。

さて。
もう遅いから帰ります。
夜までに帰らないと、「データがやばい」仕事が心配ですから。

そういえば大仏を見に行かなかったのでした。
三毛子さんがあまり興味がなさそうだったから。
でも、大仏柄(しかもシルエット)の強烈インパクトな手ぬぐいを町で見つけたりして間接的でしたが大仏は満喫しました。

画像は…
ミツマタの花、建長寺の入口、小町通り
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by happaya-d | 2009-04-07 23:49 | 旅行記