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by happaya-d

盲導犬の里・富士ハーネス

5月3日、「盲導犬の里 富士ハーネス」へ行ってきました。
猫派の三毛子さんと二人で。
(言い出したのは三毛子さんのほうですから)

場所は富士宮でミルクランドや風の湯から近く、
白糸の滝からも遠くはありません。
富士山バックにとてもいい所です。

私は犬が好きだし、盲人の方を含め何かの障害を持っている人達と町づくりの関係に元々興味があったので前々から訪れたいなと思っていた場所でした。

ここは盲導犬センターとしては日本最大です。
盲導犬の母犬がおり出産もしますし、
盲導犬候補の子犬の育成、盲導犬訓練、
引退後の元盲導犬の余生を過ごす場にもなっています。

入場無料。
平日は14時から、休日は11時と14時からデモンストレーションを
見る事ができます。
盲導犬の育成をきっかけに盲人の方の話を聞くことで
暮らしやすい町づくりを考えることもできますので
お子様連れでおでかけするスポットとしてもおすすめです。

最近、めでたいことに盲導犬の数が全国で1000頭に達したとのことです。
しかし盲導犬待ちの盲人の方の数は7,800人ですから全く足りません。
これにはどうしても追いつきにくい事情があります。
犬の寿命は十数年。盲導犬を引退するのは8〜10歳。
人は70〜80歳代まで生きます。
一度盲導犬と暮らした人が、また一人の生活に戻るのは難しいそうです。
2頭目、3頭目の盲導犬を希望することになり、そちらが優先になるので
初めて盲導犬を迎える人が後回しになってしまうとのことでした。

また、盲導犬になる犬は盲導犬として向いている犬が当然なります。
これは能力的なことはもちろん、盲導犬として暮らすことにストレスがなく
幸せを感じられる犬がなるのだそうです。
10頭の盲導犬候補がいれば、そのうち盲導犬になれるのは3〜4匹。
私が気になっていたのはなれなかった犬がどうなってしまうのかということ。
盲導犬に「なれなかった」ではなく、「盲導犬以外の適した道を探す」のだそうです。
具体的には、

・施設、学校などで盲導犬のPR犬として働く
・介護犬として働く
・一般家庭に迎えられる

など。
いずれもその犬が「合っている」と感じられる方向へ進むので心配ないのでした。

また、盲導犬を実際に見て感じたことは、思ったよりもビシッとしていないなということです。
指示がない時は割とマイペース。
「そこでのびるかね」という場所で寝てます。
デモンストレーションでは大勢の見学者に囲まれていましたが
全く気にせず転がっていました。
そういうまわりの状況に惑わされないおだやかな所も盲導犬に必要な性質だそうです。

私も実際に盲人体験をさせてもらいました。
目隠しをした状態で盲導犬に誘導してもらって施設を一周。
なかなかに見事です。
体の一部になってくれているような頼もしい感覚でした。

ここではいろんな方法での応援を待っています。
賛助会員募集、作業ボランティア募集、募金、インターネット募金、
育成協力商品販売。
まずは訪れて盲人の方の話を聞き、盲導犬とふれあうのがいいかなと思います。

以外にも盲人の方達は目の見える私達と特に変わらない生活をしていて、
私達と同じ様にコンサートへ行ったり美術館へ行ったり、映画を聴きに行ったりします。
それならなおさら、目の見えないことを不自由に感じないくらいに暮らしやすい世の中になってほしいなと思いました。
それが実際には盲導犬と盲人の方が2列になって歩きやすい町なのですね。

だから私達にできることは募金やボランティアだけではなく、
点字ブロックを自転車の駐輪で邪魔しないとか、
盲人の方が困っていたら恥ずかしがらずに声をかけるとか、
盲導犬を連れている盲人の方がいても盲導犬に触ったりせずそっとしておくとか、
そういう日々できることもあるということです。

みんなTVのCMやポスターで知っていたことだけど、
実際わざわざ気にしないで生活してしまうことばかりです。
困っている現場を目撃することも少ないし、
なかなか生の声も聞けませんからね。

ホームページもあります。
犬好きな人も、そうでない人も、一度遊びに行くと楽しいと思います。

本日の一言。
「5月5日出産予定のお母さん犬もいました!」
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by happaya-d | 2009-05-07 12:19 |