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私の日常をご覧にいれましょう


by happaya-d

対岸のお芝居

ちょこっとだけ三途の川を渡ってしまったのですが大丈夫でしょうか?
「親子カンガルー牧場」以来の面白い夢を見てしまいまして、題して「対岸のお芝居」。
これはいいと思って家に絵を習いに来た生徒さんに話したら…これがとても信心深い方なので心配されました。
その後両親にも話しましたが、「車の運転気をつけるように」とか、「どこか体調がおかしかったら医者に行け」など言われ…。
別に怖い夢でもないんだけどな…。

内容をちゃんと書くと長くなってしまうのでカンタンに説明します。
つまり、対岸でお芝居をやっていて、その中の女優さんが私を呼んでくれるのです。私より少し年上だけど、なんとなく私によく似た感じの女性でした。
「こっちのお芝居に出てみない?」
いいなあと思って川を渡って行くと、うしろから私の劇団の人達が止めに来ます。
「そっちに行ってはいけないよ。」
なんとかして対岸に渡ろうとするのを、劇団の皆が歌や食べ物で呼び戻してくれて、私もとうとう諦めます。
そのうち大道具を作った時にできた木の花びらを拾い集める様に言われてその通りにすると、「この花びらは川に流すんだよ。」と誰かがいいます。
これも言われたように川に流すと、木の花びらはみるみる燃えて、光りながら下流へ流れて行きます。
「まるで精霊流しみたい…。」
そう思ってハッとして対岸を見ると、さっきまではお芝居をしていたのに今は真っ暗で、観客の拍手だけが聞こえます。
そこで初めて私は劇団のみんなに
「とてもそうは見えないけど、もしかしてコレって、三途の川ですか?」
すると皆「そうだよ。」。
「どうして教えてくれなかったんですか?渡っちゃうところだったのに…。」
皆の言うには、三途の川は誰でも見ればわかるのだそうです。でも、私には分からなかった。
みんなが「まあ、お芝居初めてだし、わからないことも色々あるよね」と慰めてくれるのですが、私は私によく似た役者さんが私を呼んだのが気になっています。
演出家の方が「じゃあこうしましょう。今後、川の向こうからオファーがあったときは、とりあえず保留にして下さい。連絡先を聞いて後ほど返事をするようにして下さい。その方がいいでしょう。」と言うので私はうなずきました。
川の向こうは真っ暗ですが、さっき流した木の花びらが下流の方でゆらゆらゆれているのが見えました。

以上です。
やっぱり危ない夢でしょうか。
あの時渡ってしまっていたらどうなってたのかな?

本日の一言。
「三途の川は圏外です」
by happaya-d | 2009-10-01 23:53 | 演劇