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私の日常をご覧にいれましょう


by happaya-d

臨時に停めるには遠すぎた

富士市の国1南にイオンができました。
大型ショッピングセンターがなかった富士市はワイワイです。

私の様なヤクザな…いやいやフリーランスな仕事の人は平日にこういう混み合う場所にいけるので本当に便利です。
なのに、今日、日曜日にどうしてもエステに行きたくなりました。
イオンの中に入っているエステで「ヘッドスパ」をやっているので何が何でもそこで癒されたい気分満々でした。

4時にポテトと散歩の約束をしていたので、(クリスマス前だと言うのに男との約束が散歩ですが…何か。)2時くらいにエステへ行けばいいかなと。

いざイオン。
早めにイオンについたけれど、駐車場がいっぱいいっぱいだったので、『臨時駐車場』という所へ案内されることになりました。
この『臨時駐車場』がすごい。
案内のオジサンの指示に従って行くと、どう考えてもイオンから遠ざかっています。
「???」
でも、私は疑い深い割には人からの指示はすんなり受ける素直な性格なのでとにかく言う通りに車を進めました。

…途中、右手に「田子の浦港」が見えた時はドキッとしましたが。
ぐるぐるーっと遠回りして、やっとイオン方向へ向かいつつ、まだ着かない。

そしてようやく着いた『臨時駐車場』はイオンから1kmほど離れていまして、看板には「旭化成駐車場」と書いてありましたっけ。
さすが臨時。

そして、イオンへ行くにはこちらへ行きなさいという標識その他何もありませんでした。
ちょうど同じタイミングで駐車場を出たよそ様の親子3人組がいたので私も一緒に歩きました。

イオン遠い。

エステの予約は2時。
この時すでに2時10分。
エステに電話して予約時間を変更してもらいました。
4時半からになってしまったので、ポテトとの約束はこの場でパアです。

イオン遠い。

やっと国1の反対岸まで来た時に、渡る横断歩道が一切ないことに気がつきました。
どうしよう?
国1だよ。
車ビュンビュンだよ。

すると、ずっと一緒に歩いてきた親子3人、実は真っ赤な他人だけど何か連帯感が生まれつつあった人達のうちのお父さんらしき人が、
「よし…渡ろう!車が途切れた時に行くぞ!」
と言いました。
お母さんらしき人と、高校生の息子さんらしき人と、私は声をそろえて
「えーっ!」
でも、結局渡りました。
その瞬間、もしもここで車にはねられて本当に命ギリギリになってしまったら、きっと私は遺言に残すだろうなと思いました。
「イオンへは日曜日に行ってはなりません。」

怖い思いをしましたがなんとかイオンへ着きました。
4時半まで時間が余っているので本屋さんでぶらぶらして、雑貨を見て、ペットショップでポテトの新しいネックレスタイプの首輪を買いました。

ヘッドスパは気持ちよくて眠りそうなのをなんとかこらえて終わりました。
始めてだったので経験だと思って行ったけど、おもしろかったです。

さて帰り。
とっぷり日が暮れていました。
帰りは怖い思いをしたくなかったので、警備のオジサンに
「すみません。来る時横断歩道がなくて困ったんですが、向こう側に渡る方法ありますか?」
と尋ねると、
「うんうん、地下道くぐって行けるからね。」
とのこと。
地下道くぐったらもっと下へ行っちゃうじゃん?と思いつつも言葉には出さず。

その地下道をすんなり通って、国1を横断しました。
ところが。
地上へ出てみると、国1より1本北の道まで出てしまっていました。

「…」

臨時駐車場遠い。

なんの案内もない…。
この一本北側の道でも駐車場へ行けることは分かっています。
でも、女性1人で歩くには暗すぎるし、誰も通りません。
(誰も通らないなら女性1人でもいいじゃんとも思ったけど)
(転ぶかもしれないでしょ。)
(女性だから転ぶかと言うとそうでもないけど。)
(幽霊とか出るかもしれないし。)
(出てもいいんだけど。)
仕方なく、工事中で歩道もないちょっと歩きにくい道を通って国1歩道まで戻り、ひたすら目指す『臨時駐車場』。

臨時駐車場遠い。

4時には帰るつもりだったから、今日のコートは黒でした。
時々後ろからバルバルとバイクの音が聞こえる度にハンドバッグを握る手に力が入り、ついつい襲われそうになった時にケリを入れるシミュレーションを脳内で繰り広げてしまいます。
寒いなあ。

やっと着いてみると、駐車場にはかわいそうに私のリーフさん(HONDA・fit)が1人ぽっちで待っていました。

本日のひと言。
「その道は 駐車場へ続く 果てしない道」(静岡県に伝わるCMより)

写真は…。
1.先日も載せたポテトの写真。
2.その写真を元に作った年賀状用の画像。
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臨時に停めるには遠すぎた_e0127286_2232237.jpg

by happaya-d | 2007-12-23 22:37 | 日常