私の日常をご覧にいれましょう


by happaya-d

飲酒運転手を許さない一人

以下の日記は2005年に一度書いたものですが、飲酒運転をこの世からなくしたい一人として思い出した時にアップしようと思います。

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デザインの本をよく立ち読みする。(買う事もあるけど。)
適当にぱらぱらとめくって何か参考になるものはあるかなと思っていたら、飲酒運転撲滅のポスターが目に飛び込んできた。
あまりにもインパクトのある画だった。
23歳の女性。
飲酒運転による交通事故の被害者。
右目は引きつったように変形し、左目はなかった。
鼻は縦長に見える穴だけになっている。
口は斜めに引っ張られたようになってしまっていた。
桃色のきれいなシャツを着て、帽子をかぶっていた。清潔で整った若々しいファッションだが、本来ならもっと違う雰囲気で着こなせただろうにと、本当に痛々しい。
彼女のその時の画の左下に、交通事故前の写真もあった。
幸せそうな笑顔の美しい女性だった。
交通事故に逢ったのは20歳の時だったという。

ポスターのメインコピーには、
「Not everyone who gets hit by drunk driver dies.」
とあった。
「飲酒運転の被害者が皆死ぬとは限らない。」
と訳せるだろうか。
補足の文章に、
「ジャクリーン・サブリドは事故後の人生を公開することによって飲酒運転防止のポスターを作成することを許可してくれた。」
というようなことが書かれていた。
事故後の彼女の姿はそのまま彼女の人生なのだ。
ジャクリーンの勇気によってできあがったポスターは、おそらく大きな反響を呼んだのではないかと想像できる。
あまりの衝撃画像に賛否両論あったかもしれない。
でも、飲酒運転をする人にはこの現実が必要なのだ。
さらにこう書かれていた。
「この写真を見て飲酒運転を思いとどまらない人には何をもってしても無駄だろう。」
事故で死んでしまう人はもちろん気の毒だけど、生きてその後の人生を歩まなくてはならない人の事も忘れてはいけない。
そうなってしまった人に対して、飲酒運転をしてしまった人は何をしても責任をとり終えることはないと思う。自分の人生も変わるのだ。
ジャクリーンもドライバーも私達も、人生はひとつずつしかもっていない。

デザイナーという立場を考えた時、お客様の希望と成功が最優先される。
お客様が伝えたいことを伝えるのが仕事だ。
でも、私はもうひとつ、自分が信じたことを伝えられるデザイナーになりたい。

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この事故の裁判で、加害者の少年(当時17歳)には7年の禁固刑、そして2万ドル(日本円で約230万円)の罰金を支払うよう命じられたそうです。
これを軽いという意見も多いのですが、既に刑の量ではどうにもなりません。
例え刑が無くても、法律がなくても飲酒運転は人間の常識で止める。それだけです。

今、運良く事故を起こしていない飲酒運転手も同じように許せません。

「ジャクリーン・サブリド」は知っている人も多いと思います。
もし聞いた事がない方は、彼女の名前で検索すると画像・映像ともに見つかりますのでもしよろしかったら…。
かなり胸に刺さる痛々しい画像・映像が多いです。
私が「飲酒運転を一生許さない」と決めた立った一枚のポスターも、すぐに見つかるはずです。

本日の一言
「Not everyone who gets hit by drunk driver dies.」
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by happaya-d | 2008-07-15 00:58 | 日常